【雑感】~弁護士は、何を「護る」のか~

こんにちは。弁護士の坂根です。

おかげさまで忙しくなり、コラムの更新頻度が下がっていてすいません…

ただ嬉しいことにいろいろな方に読んでいただけているようです。

 

今回は、雑感です。

弁護士として、紛争解決に携わっていると、一つ一つの判断(ご依頼者様にどのようなアドバイスや解決策を提供すべきか)に悩むことがあります。

そのような場面で思い浮かべることがあります。

それは、「弁護士」として、何を、「護る(まもる)」べきかを考えること、です。

護る対象は、ご依頼者様の個性や価値観によって変わりますが、

弁護士は、ご依頼者様の「経済的な利益」と「精神的な平穏」を「護る」必要があります。

企業は経済的な利益を追求しますので、「お金」が大事です。債務不履行の相手方に対しては、しっかりと賠償してもらわないといけません。

他方、経営者の方は経営判断やトラブルに悩み続けることも多いですから、経営者の方に「安心感を与える」などの精神的なサポートが必要です。

個人の方のご依頼者様も、事故等に遭えば、損害賠償等によって経済的な補償を受ける必要がありますから、「お金」が大切です。

他方で、長期の訴訟では、「心」がすり減りますから、やはり精神的なサポートも大事です。

ご依頼者様が経済的にも精神的にも平穏になれるよう、バランスのとれたアドバイスや解決策を提供するのが弁護士の仕事です。

 

弁護士 坂根 洋平

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