こんにちは、弁護士の坂根です。
一昨日より、民放で刑事専門弁護士の仕事を描くドラマが始まりました。
この職業をしていると、しばしば、友人やご依頼者の方から、ドラマで描かれる弁護士や裁判の様子と比べて、「実際はどうなの?」と質問を受けます。
ドラマでは、法廷で証人尋問などを行う弁護士の姿などがとても格好良く描かれています。
実際の法廷では、ドラマほどの「派手さ」はありませんが、法廷内の景観などは基本的に同じで、証人尋問などが弁護士にとって一種の「見せ場」であることも確かです。
私も、解雇などの労働問題、不動産に関する民事事件などで、丸1日かかるような証人尋問を行うことがあります。相当集中力を高めて臨むため、尋問の手続きの終了後は、気合が入った状態(アドレナリンが出た状態?)が続き、その後、電池が切れたように、どっと疲れが出ます。
でも、証人尋問などを行っているときが、一番弁護士であることを実感できるときかもしれません。
なぜなら、弁護士が依頼者以外の登場人物(とくに、相手方)に積極的に質問できる数少ない機会の1つであり、真実や真相、思惑に一番近づくことができる場面だからです。
少し格好つけたような言い回しになりましたが(苦笑)、今後も、弁護士の仕事や雑感などを発信していきたいと思います。
弁護士 坂根 洋平