【雑感】~弁護士増員時代に思うこと~

こんにちは。弁護士の坂根です。

本日は、法律の話ではなく、思うまま書こうと思います。

 

現在、全国の弁護士の人数は、約37,000人で、関東の分布は以下のとおりです(日弁連HPより)。

東京 約17,500人

神奈川 約1,500人

埼玉 約800人

千葉 約750人

群馬 約270人

茨城 約270人

栃木 約210人

近年、弁護士の人数は増加し続けていますので、弁護士業界における競争は年々激しくなってきています。

多くの法律事務所がテレビ、インターネットなどさまざまな媒体を通じて、広告を強化しており、法律事務所も、一つの会社のように、スタッフを多数雇用し、マニュアルに基づいて、業務を効率的に処理できるようにしています。

他方で、上記のような法律事務所とは異なり、固定客あるいは紹介者がいる方に限定して依頼を受けている、従来型の法律事務所もたくさんあると思います。

さまざまな形がある中で、私も日々模索しながら、ひとまずは目の前の案件に注力していますが、1つだけ強く感じていることがあります。

それは、弁護士の仕事は、発想や創造がとても大切で、「考えて」「悩んで」「生み出す」という過程を簡略化することはできないということです。

イメージでいうと、皆さまが法律問題を解決して再び次のステップへ走り出せるように、そのための「走りやすい靴」を、弁護士が一から設計して、デザインして、材料を選び抜いて、自分で製造までやって・・・履いていただくという感じです。だから、そういう意味で、設計から製造までをやる、一種の「職人」です。

日中は来客対応で、上記のような考える時間をとることが難しいため、帰宅時間も遅くなってしまいがちです。

 

思うままに書いてみましたが、また、このような雑感も発信していけたらと思います。

 

弁護士 坂根 洋平

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